植物性シリカとは

シリカとは?

シリカ(英: silica)は、二酸化ケイ素(SiO2)もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称です。
シリカという呼び名のほかに無水ケイ酸、ケイ酸、酸化シリコンと呼ばれることもあります。
純粋なシリカは無色透明であるが、自然界には不純物を含む有色のものも存在します。
当社は、植物からシリカを効率的に抽出する技術を確立しました。
シリカは、鉱物および植物として存在するほか生体内にも微量ながら含まれます。

当社の抽出植物性シリカ

当社の抽出植物性シリカ

シリカとは?

シリカ(英: silica)は、二酸化ケイ素(SiO2)もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称です。
シリカという呼び名のほかに無水ケイ酸、ケイ酸、酸化シリコンと呼ばれることもあります。
純粋なシリカは無色透明であるが、自然界には不純物を含む有色のものも存在します。
当社は、植物から非結晶シリカを抽出出来る事を確立しました。
シリカは、鉱物および植物として存在するほか生体内にも微量ながら含まれます。

シリカは、「鉱物性」と「植物性」に分類される

植物に含まれる植物性シリカの特性
多孔質による吸着性および水溶性のほか、鉱物性とは異なる性質を多く持ち、
シリカは圧力や温度などの条件により、様々な形(結晶多形)をとります。
これによりシリカは水晶などの結晶性シリカと、シリカゲル・未焼成の珪藻土や生物中に存在する非晶質シリカの2つに大別されます。

自然界におけるシリカ

自然界ではケイ素は多くの場合、シリカの形をとっています。
最も一般的な形状は石英です。
また、砂の主成分であり、ガラスの原料となる珪砂もシリカからとなります。
地殻内にはシリカが大量に含まれており、地球の表層の約6割がシリカを含む鉱物によって構成されています。

当社の抽出植物性シリカ

当社の抽出植物性シリカ

自然界におけるシリカ

自然界ではケイ素は多くの場合、シリカの形をとっています。
最も一般的な形状は石英です。
また、砂の主成分であり、ガラスの原料となる珪砂もシリカからとなります。
地殻内にはシリカが大量に含まれており、地球の表層の約6割がシリカを含む鉱物によって構成されています。

生物学上のシリカ

生物の中には、二酸化ケイ素の形でガラス質の骨格や殻を形成するものがあり、一部のシダ植物、イネ科の植物、コケ植物などのプラント・オパールや、ケイソウ類、放散虫などの骨格に利用されています。

人体中のシリカ

水溶性のシリカは人体にも微量ながら含まれており、毛髪・爪・血管・骨・関節・細胞壁などに含まれ、特に骨形成の細胞層に集中しています。
生体中には約29ppmが存在し、免疫力に影響を与えたり、肌の保湿、骨や髪、爪、コラーゲンの再生・構築・補強・維持を手助けしています。
成人1日あたり10~40mgのシリカが消耗されます。
現在、1日あたりの摂取量は定められていません。
通常はケイ素を多く含む食品(玄米、あわ、ほうれん草、バナナ、レーズンなど)を十分摂取することで補えるが、ミネラルウォーターや健康食品としても市販されています。

人体中におけるシリカの生理的な役割

現在、人体におけるシリカの生理学的な役割に関しては、十分に研究が行われていません。
しかし、米国の「フラミンガム子孫研究」では、ケイ素の摂取量と骨密度 (BMD) に密接な関係があるとされ、30代から80代までの研究参加者の男女2846人の食生活における、ケイ素摂取量を4グループに分けて比較したところ、男性や閉経前の女性ではケイ素摂取量が多いほど、大腿骨頚部のBMDが高いという結果が報告され、これによりシリカの骨粗鬆症予防に対する効果が期待されています。
このほか、軟骨やコラーゲンなどの生成に密接な関係があるといわれ、シリカの欠乏によって骨の修復機能に障害が起こると言われています。

産業分野・工業分野での利用

工業生産されるシリカでも特に代表的なものはケイ酸をゲル化したシリカゲル(SiO2純度99.5%以上)であり、乾燥剤として食品や半導体の精密機器の保存から、消臭剤、農業肥料、建築用調湿剤などに使われます。
電子材料基板やシリコンウェハーなどの研磨剤などに使用されるコロダイルシリカや、耐熱器具、実験器具や光ファイバーの原料として用いられる珪砂、珪石などを溶融した後冷却し、ガラス化させた石英ガラス(クオーツ)の他、エナメル、シリカセメント、陶磁器、炭素に代わるタイヤの原料、液体クロマトグラフィー担体、電球やCRTディスプレイの表面などの表面処理剤、新聞紙の印刷インクの浸透防止など様々な分野において利用されています。

化粧品・医薬品への添加

微粒二酸化ケイ素としてのシリカは一般的な粉体と比べた場合、吸水性が低いです。
これを利用して、アイシャドーやファウンデーションといった化粧品において湿気による固形化を防ぐ役割として使用されるほか、安定化などの目的でクリームや乳液に使用される。また硬度が高いことを利用し、歯磨き粉に研磨成分として用いられることもあします。
さらに医薬品においては、打錠用粉末の流動性を高めたり、錠剤の強度を高めるためのコーティング剤、軟膏・乳液の安定化のために使用されることもあります。

食品添加物としての利用

シリカは、二酸化ケイ素ならびに微粒二酸化ケイ素の状態で、現在日本における食品添加物として厚生労働省よりの使用が認められています。
シリカはその吸着性を利用してビールや清酒、みりんといった醸造物や食用油、醤油、ソースなどのろ過工程に使われるほか、砂糖、缶詰などの製造工程にも用いられている。微粒二酸化ケイ素は吸湿・乾燥材としても使用されます。
とくにふりかけなどの粉形食品には湿気って“ダマ”になるのを防ぐ目的で添加されることがあるが、厚生労働省の告示の中で「母乳代替食品及び離乳食に使用してはならない」と使用基準が示されています。
食品添加物として利用される非結晶性のシリカは、「無水ケイ酸」とも呼ばれ不溶性で、体内で消化吸収されず排出されるため身体に害はありません。

ろ過助剤

シリカの持つ多孔質や吸着能力などを利用して、ろ過用の食品添加物として使用されています。
ビールをはじめとした酒類の混濁防止や調味液などのオリ下げ、ビールの泡持ち改善として使用されます。
こうしたろ過助剤としてのシリカは不溶性であるためろ過過程で除去されます。

必須ミネラルとしてのシリカ

生体中の皮膚、髪、骨などに含まれる必須ミネラルとしてのシリカ(ケイ酸化合物)は、水溶性のものであり、鉱物由来の不溶性シリカとは異なります。
人体には約1.8gの微量のケイ素が存在し、こうしたシリカはケイ酸などの水溶性シリカの形で食物から吸収されます。

主な鉱物性シリカ産出地

中国山東省、河北省、安徽省など。


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